復讐の料理は熱いうちに

みんなで失恋の高速道路を踊りながらぶっ飛ばすぜ

Jack Whiteと想い出のサンフランシスコ:1日目

去る2014年8月22日から25日までカリフォルニアはサンフランシスコにまで大好きなジャックホワイトを観に行ってきました。
弾丸でもいいんです。だって来日しないんだもん。来ないなら行くしかない。
どうしてサンフランシスコかというと、three womenの歌詞にもI got one in Californiaってあるじゃない(ということにしておく)。
行きのフライトはUNITEDだったんだけどエアコン強すぎてしんどかった…着いたら時差ボケだし。時差ボケ初めてなって辛かった…
22日のお昼ぐらいにSFOに着き一旦ホテルまで送ってもらって、その後シーフード食べに連れてってもらった!地ビールのanchor steam beerが美味しかった♡時差ボケとこの後のライブに備え1杯で控える…

今回、元々サンフランシスコは23日のみが22日も追加され、23日はsold outだったけど22日は少しだけチケが残っていてチケマスで買えた為will callで受け取りました。
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ポスターを絶対買って帰りたかったからwill callが開いて少しぐらいにはチケを受け取り会場前に並ぶ。フジのときに買った16SALのTシャツを着てたらwill callのお姉ちゃんに「そのTシャツいいね!」と言われたw結構早めに行ったけどかなりの人が並んでたな〜!
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開場後まずは物販!ポスター買えてほくほく♡あとはTシャツ2枚と缶バッチ(1個はさちんの分)とおみやげのライターをゲット。
次の日もあるし、初日はステージ正面のスタンドから。最前列でなくてもよく見える…!8月のツアーの前座はcurtis hardingで、きっかり30分で終わったw
そして幕が閉まりいよいよジャックたちが…!直前にローディーが出てきて「ジャックは皆と素敵な時間を共有したいからライブの間は写真を取らないで!TMR側で撮った写真をHPにアップするから、それらはいくらでも自由に使っていいから!」と。ファンを思いやりつつ徹底しておりました。

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幕が開いたらもうバンドがいて即fell in love!2年振りのジャックだー!!
dead leavesは途中からテンポを上げてみるみるうちに違う曲かのように聴こえた。ジャックのギターソロを追うようにダルのドラムが迫っていくような感じがすっごく好き。そしてまたテンポは原曲の通りに戻りジャックはピアノへ。最後はしっとりと聴かせる。
1曲でこんなに違った魅せ方ができるなんてすごいよ。何百回、何千回とプレイしている曲、聴いてる曲でまたハッとさせられるなんて…ジャックも「two stories! 」とおっしゃっていました。
hotel yorbaの後のジャムもめちゃくちゃ格好良かったな。ラカだとブレンダンもいるしTDWだとギターでさえないけど、ソロバンドだとジャックのギターが勿論一番目立ってリードしている様子が逆に新鮮。ベースもいればこれまでと違うタイプのドラマーだと、こうも魅せ方が変わるんだな…
missing piecesは2年前フジで聴いたときとまた違ったアレンジで!バンドもpeacocksだったしね。曲の表情がさらに豊かになって本のページをいっぱい捲っているような感覚になった。前回フジで感じたものとの差が一番大きかった瞬間だったな。
three womenでは勿論、I got one in Californiaで歓声が!そりゃあ地元民からしたら嬉しいよな〜。日本では曲間シーン対策なんてあるぐらいあまりMCしてくれなかったし………
apple blossomはピアノとジャックの時々叫ぶような歌い方が心に突き刺さってきた。会場も音質そこまでいいわけではなかったんだけども…
そしてBLUNDERBUSSの中で一番好きなhypocritical kiss!!やっと聴けた…前回のツアーは新曲はわりと原曲通りなところがあったけれど、これも打って変わり最後のギターアレンジなんかも代わる代わる音が流れていくようだった。
本編最後はball and biscuit!ファン人気も高い1曲だけど個人的には正直そこまでで、でもやっぱりライブで聴くと好きになっちゃうよねwジャックの曲は先の展開が読めなくてこの後どうなっていくんだろう!?っていうドキドキ感があるけど、この曲は特にその要素が強いと思う。

一旦幕が閉まりアンコールへ。再び幕が開くとhigh ball stepper!!4月1日の新譜発表のときに公開されたのがこのhigh ballで、攻撃的かつダークなサウンドが詩的な前作とは違ったアルバムになるんだろうなと思いすごく待ち遠しかった記憶があります。でもライブだとちょっとポップ感増したように聴こえたw
high ball終わりに一度また幕が閉まりそのままlazarettoへ!この入りがめちゃくちゃ格好良かった!!lazatettoは16SALやFA21と同じであーミーハー野郎が好きになるタイプの曲だなとか思ってたwけど、新譜の中じゃバンドとして一番ライブ映えする曲だと思う。
16SALの途中でベックのdevil's haircutを挟む!ラッキー!!16SALもフジで聴けなかったから嬉しい。
カバー曲の中で特に好きなdeath letterも聴けて遂に最後のseven nation army…!セトリは大体が7NAもしくはカバー曲で締めることが多いけど、とにかく7NAはもうラストだというのに気持ちを高ぶらせるよね。勿論リフもfrom the queen〜の合唱もばっちり。今期に入ってからand the message comin'〜と最後のgo back homeの歌い方が変わったのも割りと好きです。

あっという間に1日目が終了。ジャックも「また明日!」と。次の日も観れると思ったら不思議な感覚でしょうがなかった。聴けなかった曲もまだまだあったし翌日にも期待してホテルへ。


2014.08.22
JACK WHITE@BILL GRAHAM CIVIC AUDITORIUM
Fell in Love With a Girl
Just One Drink
Dead Leaves and the Dirty Ground
Temporary Ground
Love Interruption
Hotel Yorba
Cannon / Little Room
Missing Pieces/ Jenny, Jenny (Howlin’ Wolf) / Hundred Pounds of Joy (Little Richard)
Top Yourself / Pony Blues (Charley Patton)
We're Going to Be Friends
You Know That I Know (Hank Williams)
Three Women
Apple Blossom
Hypocritical Kiss
I'm Slowly Turning Into You
Screwdriver
Born Under a Bad Sign (Albert King) / The Lemon Song (Led Zeppelin)
Ball and Biscuit
Encore:
High Ball Stepper
Lazaretto
Steady, As She Goes
Sixteen Saltines / Devil's Haircut (Beck)
Death Letter (Son House)
Seven Nation Army